【今日の金曜ロードショー】『ラブコメの金字塔『プリティ・ウーマン』は”バブル版”の『マイ・フェア・レディ』！？』についてTwitterの反応

2023年3月3日 25分15秒

（出典 dtg3yjoeemd2c.cloudfront.net）

『ラブコメの金字塔『プリティ・ウーマン』は”バブル版”の『マイ・フェア・レディ』！？』の記事の要約

３日の金曜ロードショー（後９時）は、ロマンチック・コメディーの金字塔として知られる「プリティ・ウーマン」（１９９０年）が、視聴者のリクエストを受けて登場。

同年の全米興収トップを記録するなど、大ヒットした。

「愛と青春の旅だち」（８０年）などで既にトップ俳優だったリチャード・ギア、本作で人気を不動のものとしたジュリア・ロバーツ共に、ラブコメ作品への出演のイメージが強いのは、本作が影響しているからにほかならない。

物語は、”ウォール街の狼”と呼ばれる実業家のエドワードが、ビバリーヒルズで娼婦のヴィヴィアン（ロバーツ）と出会うところから始まる。

普段付き合う女性とは全く異なる雰囲気のヴィヴィアンに興味を持ったエドワードは、１週間限定のパートナーとしての契約をヴィヴィアンに持ちかけ、ホテルで一緒に暮らし始めた。

苦しい生活を送る女性が、ひょんなことから金持ちの男性と知り合ってチャンスをつかむというシンデレラ・ストーリーは、オードリー・ヘプバーンの映画で知られ、日本でも何度もミュージカルが上演された「マイ・フェア・レディ」に通じるところがある。

記者の勝手な推測となってしまう部分もあるかもしれないが、改めて本作を見るとストーリーはもちろん、細かな演出にも「マイ・フェア-」を感じさせる部分がある。

仕事相手とのディナーに同伴するためにテーブルマナーを教えてもらうシーンは、「マイ・フェア-」のイライザがなまりを直すために猛特訓を受けるところにつながる。

本作にはヴィヴィアンとエドワードがポロの試合を見に行くシーンが出てくるが、これは「マイ・フェア-」で淑女のたしなみを身に付けたイライザをテストするために、英アスコット競馬場へ出掛ける場面につながっているように思えた。

何より記者が「なるほどね…」と思わずニンマリしてしまったのは、出会ったばかりの２人がホテルの部屋に入った後、ルームサービスでシャンパンと共に注文したイチゴをエドワードがヴィヴィアンにすすめるシーン。

これって、完全にヒギンズ教授がチョコレートでイライザを懐柔しようとするのと同じじゃないですか！

両作を比べてみると、よりその面白さを味わえるかもしれない。

ちなみに、ディナーの後にホテルに戻って来たヴィヴィアンが、テレビで見ている映画はヘプバーンの「シャレード」。