もくじ
『医師チャ・ジョンスク』第14話 あらすじ<ネタばれ注意>今回は詳細な内容のためご注意を!
第14話の時間は63分。視聴率は、なんと18.2%!
『医師チャ・ジョンスク』第14話は、チェ・スンヒ(ミョン・セビン)が娘ウンソ(ソ・アリン)と待ち合わせをし、給料日だからカルビ店に食事に向かうことになるところから始まる。
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もちろん、その店は、イノ(キム・ビョンチョル)やジョンスク(オム・ジョンファ)たちが食事をしている店とまったく同じだった。
ジョンスクは、食事の前に夫イノに、もし自分の母親ドンネ(ジョンスクの母:キム・ミギョン)が真実を知ったら、許さないと警告する。
その後、エシム(イノの母:パク・チュングム)は、彼氏の投資家が知らない女性と別の席に座っているのを見つけ、声をかけるとその女性に髪をつかまれて喧嘩になっていた。
そこへジョンスクやドンネたちが入ってきたところで、その女性は「あんたの息子が家の外で子供を作ったんだって?息子は、母親に似たようね・・・」と罵った。
そして、その言葉で真実を知り、大混乱に陥ったジョンスクの母ドンネは、皆が自分に真実を隠していたことを知り、憤慨し、ドンネは、イノに「私の家に行こう。」と話す。
さらに悪いことに、スンヒと娘ウンソもその場に現れた。
状況があまりにも悲惨だったため、スンヒは、ウンソと一緒に帰ることにし、ウンソは、気分転換をしよう・・と屋台でからい食べ物を食べながら、「お母さん、アメリカへ帰ろう・・向こうでやり直そう」と提案する。
ドンネの家では、ジョンスクがこのことを隠していたことを嘆き、スンヒが浮気相手の教授であることに気づく。
ドンネは、二人に失望し、「病気で苦労をした子がなぜ一人で抱え込むの、その女と同じ職場で働きながら、毎日、何度も怒りがこみ上げたはずよ」と怒った。
イノは、ドンネに詫び、離婚しようとしているジョンスクを説得してくれるよう頼むが、ドンネは、2人で決着をつけることだと突っぱねた。
その後、ドンネには、軽い脳梗塞があり、血栓溶解の手当てをしたが、体調を崩し痩せていくなど、病名がわからない苦痛でいろいろと大変な思いをしていた。
そんな中、ジョンスクは、夜な夜な本を読み漁り、母親ドンネを助けるための何か良い方法を見つけようとする。
しかし、運命は残念ながら見方をしてくれず、彼女は、答えを見つけようともがきながらスンヒの事務室に向かうことになる。
実際、スンヒや他の教授たちも、ドンネの苦痛に対する答えを見つけるのに苦労していた。
しかし、ドンネは、イノやスンヒのいるこんな病院にはいられないと、病院を出る支度を始め、ジョンスクは、娘がこの病院の医師なの、私は一人で苦しませたくない、ここならお母さんのそばに居られると、泣いて説得をする。
イラン(ジョンスクの娘:イ・ソヨン)は、スンヒの事務所を訪れ、ウンソの腕に怪我をさせ、ウンスの美大進学のチャンスを潰したことを謝り、その上で、スンヒがイノを家族から引き離さないよう父と分かれて欲しい、その代わりに、自分も美術学部を諦め、自分が犠牲になるから、祖母の病気を治して欲しいと頼む。
その夜、ジョンスクは、ドンネと一緒に病院の外へ出かけ、美しい星空の下で、ドンネは、娘ジョンスクに、「不幸に生きてはいけない」と、強くアドバイスをし、ドンネは、もし自分が死んでも後悔はしない、なぜなら自分の人生には素晴らしい瞬間がたくさんあるからだと伝える。
そしてその夜、ジョンミン(ジョンスクの長男:ソン・ジホ)、イラン、ジョンスクの3人は、ケーキとプレゼントを用意し、ドンネのために病室で即席のパーティーを開いた。
そんな中、スンヒは、ドンネの病気を解決するために懸命だった。
スンヒは、ドンネの病気の原因を突き止めようと、アメリカの医師とスカイプで連絡を取り、助けを求め、電話の向こうの医師は、生検を行うことを勧めた上で、早くアメリカに帰ってくるように話した。
そして、ドンネの生検を行った結果、GCA巨細胞性動脈炎であることが判明し、ドンネは、リウマチ性多発筋痛症に罹患しているという。
スンヒは、ジョンスクに生検の結果を説明し、彼女がジョンスクの母親であると同時に、スンヒの患者であることを指摘し、病院に残るよう勧め、そして、さらに顔色が悪いから自分自身のことも大切にするようジョンスクに伝える。
屋上にスンヒを呼び出したジョンスクは、母のことで感謝していると伝えると、スンヒは、イランが自分に会いに来たことを話し、スンヒは、イランに志望校へ行くように、そして、ウンソへの罪悪感も捨てさせるように話した上で、私たちは、子供たちを大きく傷つけたことを指摘するのだった。
ジョンスクは、イノの事務室に行き、離婚届を渡し、署名も済んでおり、記入を済ませるようにと伝える。
ジョンスクは、今の私には、離婚が何よりも急ぎの課題であり、この件で子供たちが苦しんでいることを考え、終わらせたいと伝えるが、イノは、離婚したいなら訴訟を起こせ、莫大なお金を払ってでも、これを阻止すると応えるのだ。
その夜、スンヒと飲みに行ったイノは、俺の人生は最初からボタンを掛け違えたといい、飲み過ぎて外に出て、倒れこんでしまうが、スンヒは、そんなイノを嘲笑し、その場を立ち去ることにする。
一方、同じ時、ジョンスクは、友人と酒を飲み離婚を切り出したことを伝え、イノとうまくいかなかったときに頼りになるロイがいると気づかされる。
朝、目を覚ましたイノは、誰かの家の庭で眠っているところで目を覚まし、家に戻ると、エシムから電話をかけなかったことを責められるが、イノは、深夜の手術のせいだと話したところで、家に離婚届が届いていることに気づく。
離婚届にサインをしない彼に、ジョンスクは勝負を挑み、裁判になる前に警告をすることにした。
イノは、ジョンスクを問い詰め、これがロイのせいなのかと問い、責める。
彼女は、それを否定し、「残っていた情まで尽きたわ」と呆れて、階下に戻ると...嬉しそうなロイに出くわした。
彼は、家族を見つけたようで、大喜びしており、そして、ロイには兄弟がいることが判明する。
ジョンスクは、ご家族がロイを手放したのは経済的な理由ではないか、と推理してロイに話し伝える。
いずれにせよ、ロイは緊張しており、彼らに会うときにジョンスクに一緒に来てほしいと頼む。
病院では、ジョンミンが入隊すると言い出し、チョン・ソラ(ジョンミンの恋人:チョ・アラム)がジョンミンに心を開き、カフェの前でジョンミンを抱きしめる。
ドンネの退院の日、ドンネは、治療してくれたスンヒに感謝するため、スンヒを訪れて、スンヒのために封筒を渡すが、そこには命の尊さ、そして元々スンヒに同情と愛情を抱いていたという手書きの手紙が入っていた。
ドンネは、自分の人生を精一杯生きようと決心し、優しい気持ちを大切にする。
スンヒも同じように、立派に生きて、どんな形であれ、本当の幸せを見つけてほしいと願う・・という言葉にスンヒは泣き崩れた。
ロイが探し求めていた家族に会ったとき、それは彼が期待していた結果とは、全く違うものだった。
彼らが、ロイを見つけたのは、兄弟が彼の医者としての経歴を知ったからだと判明した。
父親が急性白血病で、骨髄治療をしてくれるドナーが必要なのだ。
ロイは、こんなことになるなんてとショックを受け、その場を去る。
母親はすでに他界しており、会うこともできず、ジョンスクは、ほとんど言葉をかけられなかった。
彼は悲しみに暮れながら、その場を立ち去るが、そんな彼を助けようと、ジョンスクは、シューズを買って、一緒に病院まで10km弱の道のりを走ろうと提案する。
2人は一緒に走り、病院まで辿り着いた後、ジョンスクが「今月の優秀医療者」に選ばれたことが判明する!今までの苦労が報われたのだ。
しかし、自分を限界まで追い込んだジョンスクは、手洗い場でめまいがして血を吐いてしまう。
『医師チャ・ジョンスク』第14話エピソードレビュー
最後の吐血、これはジョンスクにとって深刻な状態なのでしょうか?それとも、働きすぎて、少しペースを落とさなければならない症状なのでしょうか?後者のような気もするが、まあ、しばらく様子を見てみることにしよう。
今回は、スンヒは、分別があり、より大きな人間になることができたと感じさせられただけでなく、ジョンスクの娘イラン、スンヒの娘ウンソの言動からも彼女らの成長が感じられる内容となっている。
また、スンヒに手書きのメモを渡し、正しい判断ができるようアドバイスをしたジョンスクの母ドンネもまた、新しい世界を覗く、成長の治療や出来事だったろう。
重ねて、ロイ教授は、思い描いた家族との再会とはならなかったが、これでまた、新しい見方ができる未来に向かうのだと感じさせられる。
これまでのエピソードに比べれば少し遅いが、これからドラマチックな展開が待っているような気がする。
ジョンスクが幸せになれるかどうかは、まだわからない!