【やや重い】『ザ・ワイルズ ~孤島に残された少女たち~』についてまとめてみました【Amazon Prime】
8人の少女たちが飛行機事故で無人島に漂着したという設定の海外ドラマです。
その後、反発し合いながらも共同生活を送るうち、絆を深めていくアドベンチャー的なシューマンドラマとなっています。
そして彼女たちの過去が明るみになり、事故が何者かによって意図的に作られたものなのではないかという疑惑が持ち上がり、ちょっとしたサスペンス的な要素も入ってくるのです。
10代の若者たちの実像を描いているのかと思えますが、若干下品な印象もあり、そこがまた好きになれない要素かもしれません。
ドラマの進行自体は、救助された少女たちが1人ずつFBI捜査官に聴取され、島で起きたことと、彼女たちの過去の回想シーンを展開する形で進みます。
フェミニズムや同性愛、いじめ、児童虐待、民族問題など、アメリカが抱えるさまざまな社会問題をこうした設定の中で取り上げているのだと思いますが、そのこと自体がやや重たい印象を受け、私自身はあまり好きになれないドラマです。