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実話に基づくドラマ『ビリオンダラー・コード』ドイツ人のエンジニアがGoogleと裁判で争った姿を描くヒューマンドラマ!
『ビリオンダラー・コード(原題:The Billion Dollar Code)』は、ドイツ人のエンジニアがGoogleと裁判で争った姿を描くヒューマンドラマ。
誰もが一度は利用したことがあろう、バーチャル地球儀システム『Google Earth』。
このシステムが無料配布されたのは2005年。
しかし、ドイツ・ベルリンを本拠地に活動しているART+COMは、1994年に既に「テラ・ビジョン(TerraVision)」という「バーチャル地球儀システム」を開発していたのだった。
このドラマは、ART+COMがGoogle Earthのアルゴリズムの発明者としての権利を主張し、Googleを相手に裁判で争ったという実話を基にしたドラマである。
実話に基づく『ビリオンダラー・コード(原題:The Billion Dollar Code)』は、コンピュータのパイオニアであるふたりのドイツ人が、Google Earthのアルゴリズムの発明者としての権利を主張して、一見まったく勝ち目のない相手と裁判で争った、驚くべき物語を描く。
どこまでフィクションなのか?
ART+COMを設立するきっかけになった芸術家とハッカーの出会いから、「テラ・ビジョン(TerraVision)」の完成、そして裁判までを描く。
1990年代半ばのドイツ・ベルリン。
芸術家のカールステンは、オタク気質なハッカー・ユーリーと出会い、宇宙視点から指定の場所の地図を表示できる地球儀ソフト「テラビジョン(TerraVision)」を創り上げる。
「テラビジョン(TerraVision)」は、ある情報にアクセスする場合、世界中から、衛星画像、航空写真、都市情報、気象情報、科学情報などを実時間で取得し、実時間3次元コンピュータグラフィックスを用いて仮想地球を生成し、ユーザは地球の遥かかなたからでもロケットや飛行機に乗った感覚で地球を自由に移動し、超人的能力を身に付け、効率良く情報アクセスができる。
これはデジタルアースによって我々の能力が拡大したことを意味する。
カールステンとユーリーのふたりは、衛星写真を使った地球の地図を思いつき、アイデアを形にするために、ART+COMを起業し、仲間を集めて開発に着手する。
ふたりがART+COMを立ち上げ、自分たちのやりたいことをどうやったら実現できるか?
資金はどうやって?と奮闘してゆくのだが、90年代初頭のベルリンという時代背景が大きく関わってくる。
開発は大幅に遅れたが難問をなんとかクリアし、「テラビジョン(TerraVision)」を京都の展示会で世界に発表し、IT系の有名人ブライアン・アンダーソンと意気投合した。
シリコンバレーで著名な起業家ブライアンから刺激を受けたふたりは、ベルリンに戻り、事業に出資してくれる新たな投資家を探し始める。
10数年が経ち、インターネットが一般に普及し、会社が順調に発展していた矢先、ブライアンがGoogleと共同でGoogle Earthを開発したニュースを知る。
ふたりは、ブライアンに面会した際に、衛星地図のアルゴリズムを話してしいた。
ユーリーとカルステンはGoogle相手に特許侵害で巨額の訴訟を起こす。
「テラビジョン(TerraVision)」が開発されたのは1994年、Google Earthが開発されたのは2005年。
特許侵害でGoogleを訴えるために、「テラビジョン(TerraVision)」のカルステンとユーリーは力を合わせる。
裁判が始まり、さまざまな証人や専門家が法廷に立つが、ブライアンは、ふたりのことを覚えていないと証言し、「テラ・ビジョンがなければ、Google Earthもなかった。」というブライアンの証言を得られないで裁判が終わる。
裁判の判決は、Google Earthとテラ・ビジョンは別物という結果になる。
「テラビジョン(TerraVision)」は、カルステンとユーリーに富も名声も与えなかったが、人々の世界の見方を変えた。
ドラマの中ではGoogleが悪、Art+Comは巨大企業に立ち向かう小さな企業という感じになっているが、現実にGoogleがドラマのようにアルゴリズムを盗み、特許侵害をしていたかは微妙なところで明確ではない。
本作は、4話で終わってしまうリミテッドシリーズだが、必ずそのあとに『ビリオンダラー・コード:制作の舞台裏』を観ていただきたい。
実際に裁判に関わった弁護士やART+COMのインタビューを通して、この作品がいかにリアルかが分かるはずだ!
映画批評サイト「ロッテントマト」のTOMATO-METER(2023.01現在)
実話に基づくドラマ『ビリオンダラー・コード』に関連する動画
Mini-Serie THE BILLION DOLLAR CODE: Hacker gegen Google! - YouTube (出典 Youtube) |
The Billion Dollar Code | Offizieller Teaser | Netflix - YouTube (出典 Youtube) |
実話に基づくドラマ『ビリオンダラー・コード』についてTwitter&5chの反応
Shion Koreeda
@Shion_Koreedaビリオンダラー・コード90年代のベルリンで、ともに世界の見方を変える画期的な技術を発明した芸術家とハッカー。やがて2人は再び力を合わせる。特許侵害でGoogleを訴えるために。https://t.co/8ZkxpkZYJj
谷 順一
@jimo1421実話を映画化したビリオンダラー・コード限りなくグレイの実態に迫る。ドイツのベンチャー企業がGoogle Earthの特許侵害でGoogleと裁判を争った。Google Earthが実用化される10年前にドイツの若手… https://t.co/iHKcht6Cyx
おむすび| 30代未経験プログラミング学習者
@movingtoisland#昨日の積み上げDay52・DMM英会話・Techcamp(Day22)週末はNetflixでビリオンダラー・コード鑑賞。全部見て週末終了してしまった…#駆け出しエンジニアとつながりたい #dmm英会話 #Netflix
実話に基づく本作は、コンピュータのパイオニアである2人のドイツ人が、Google Earthのアルゴリズムの発明者としての権利を主張して、一見まったく勝ち目のない相手と裁判で争った、驚くべき物語を描きます。
東西ドイツ統一後の1990年代におけるベルリンのハッカー事情から、シリコンバレー初期の理想主義的な世界観や、数百万ドルにのぼる訴訟の容赦ない現実までが浮き彫りに。
「The Billion Dollar Code (原題)」は、素晴らしい友情、忠誠心、そしてデジタル時代の正義とは何かについて語ります。
90年代のベルリンで、ともに世界の見方を変える画期的な技術を発明した芸術家とハッカー。やがて2人は再び力を合わせる。特許侵害でGoogleを訴えるために。
製作総指揮
Andreas Banz
ロバート・タルハイム
オリヴァー・ツィーゲンバルグ
監督
ロバート・タルハイム
脚本
オリヴァー・ツィーゲンバルグ
出演
マルク・ヴァシュケ
ミシェル・マティチェヴィッチ
レオナルト・シャイヒャー
マリウス・アーレント
ラヴィニア・ウィルソン
グラフィック用のワーステとはいえ94年にあれを実現できていたのは凄い
Art+COMは存在していて1994年の京都で
実際にTerravisionは披露されているわけで
特許訴訟も起こした事実があるのに
実話か怪しくねって言う理由教えて
それでビットコインのサトシナカモトにつながるような終わり方だと面白いだろう