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北極点を目指し旅するアニメ映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』が2023年元日13時からNHK Eテレで放送
「ロング・ウェイ・ノース」2023年元旦にNHKで放送!
NHKは2023年1月1日(日)13時より、北極圏を旅する少女の姿を描いたアニメ映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』をEテレ(教育テレビ)にて放送する。
気になった方はこの機会に、本作の厳しくも美しい北極の景色を味わってみてはいかがだろうか。
Eテレ 1月1日(日)午後1:00。
フランス・デンマーク合作の「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」(日本公開2019年)は、19世紀ロシアを舞台に貴族の子女サーシャが、行方不明の祖父を捜すため北極点を目指す旅に出た冒険を描いたフランス・デンマーク合作による長編アニメーション。
輪郭線のない独特なビジュアルで制作され、日本公開前に高畑勲監督が称賛したことでも知られている。
2015年に公開された『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』は、レミ・シャイエ監督によるフランス・デンマーク共同制作のアニメ映画だ。
舞台は19世紀ロシア。
19世紀ロシア、サンクトペテルブルグで暮らす14歳の貴族の子女サーシャ。
大好きな祖父は1年前に北極航路の探検に出たきり行方不明となり、捜索船は出たものの、いまだに見つからずにいた。
祖父と家族の名誉は失われ、祖父の名を冠する予定だった科学アカデミーの図書館も開館が危ぶまれている。
貴族階級に生まれた14歳の少女・サーシャは、1年前に大好きな祖父が北極探検の途中で消息を絶ったことを思い悩んでいた。
祖父と家族の名誉が失われるなか、ある時サーシャは祖父の残したメモを見つけ、祖父の辿った航路と、その捜索を行った船の航路が異なっていたことに気づく。
そんな状況の中でローマ大使の道を模索するロシア高官の父は、社交界デビューをするサーシャが皇帝の甥であるトムスキー王子に気に入られるしかないと考えていた。
サーシャは社交界でのパーティを通じて「捜索船を再び出してほしい」と王子に懇願するものの、要望は受け入れられず、父親からも叱責を受けてしまう。
しかしサーシャは、これをきっかけに自ら祖父の居場所を突き止めようと決意し、数々の困難を乗り越えてようやく北方行きの船に乗り込み、“地球のてっぺん”を目指すが……。
遭難した艦船ダバイ号の発見や祖父に関する真実を確かめるための北極への旅へと出るのだった。
本作は、シンプルな画風ながらも込められた圧倒的な表現力で高い評価を得ており、アヌシー国際アニメーション映画祭・観客賞、TAAFグランプリほか数々の賞を受賞。
また日本国内では『アルプスの少女ハイジ』やスタジオジブリのアニメ監督として活躍した故・高畑勲氏も称賛していた。
その後本作は草の根的な活動もあって、本国での公開から数年遅れで日本語字幕・吹き替え版が製作。単館上映などを繰り返して徐々に国内でも知名度を上げてゆき、2020年には三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーによる提供・ディズニーからの販売で国内盤ブルーレイディスクの発売も果たした。
なお本作の日本公式Twitterアカウントによると今回の放送は、バイリンガル放送となり「フランス語+日本語字幕」か「日本語吹き替え」を選んで視聴できるとのことだ。
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』は2023年1月1日(日)13時よりNHK Eテレ(教育テレビ)で放送される。気になった方はこの機会に、本作の厳しくも美しい北極の景色を味わってみてはいかがだろうか。
アヌシー国際映画祭・観客賞、TAAFグランプリ受賞の本作の日本公開が世界27ヵ国目にしてようやく実現しました。
黎明期の日本アニメ(動画)に通ずるシンプルな画風の持つ大胆な表現力が魅力の本作は、本年秋、公開が相次ぐ海外アニメ作品の中にあって、まさにダークホースともいえる存在です。
アニメ映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』に関連する動画
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』日本語字幕予告編 - YouTube
(出典 Youtube)
ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん - YouTube (出典 Youtube) |
「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」アニメーション制作現場の裏側インタビュー - YouTube (出典 Youtube) |
アニメ映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』についてTwitterの反応
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