もくじ
『パイン・ギャップ(Pine Gap)』オーストラリア人とアメリカ人がお互いを信頼しなくなるとどうるか・・ 複雑で強烈なスパイスリラー!
Netflixのドラマ『パイン・ギャップ -諜報機関実録-(原題: Pine Gap)』全6話は、オーストラリアとアメリカ合衆国が共同で運営する軍事防衛施設「パイン・ギャップ」を舞台にしたスパイ・スリラードラマ。
NetflixとABCの共同制作で、ショーランナーのグレッグ ハドリックと共同脚本家のフェリシティ パッカードが制作し、マットキングが監督した。
地球上には、米国が衛星やその他の監視を監視する3つの施設がある。
1つはデンバーにあり、もう1つは英国にあり、3つ目はオーストラリアの一般にパイン・ギャップとして知られている。
オーストラリア北部にある米豪共用の軍事情報通信施設「パイン・ギャップ」を舞台とした機密漏洩ミステリーは、 犯人探しだけに終わらない、私達を取り巻く現実を再認識させられる、国際的な社会問題が潜んでるストーリーだ。
ドラマ『パイン・ギャップ -諜報機関実録-』は、諜報機関のエージェントたちが、テロリストや敵国の諜報員といった脅威から国家を守るため、日夜奮闘する姿を描いている。
「アメリカ人はチェスを楽しみ、中国人は碁を楽しむ。 チェスはいかに早く相手の王を倒すかのゲーム。 碁はゆっくりと時間をかけて多くの陣地を奪うゲーム」
劇中に出てくるさりげないセリフ。
弾丸が飛び交い、命を奪い合うことだけが戦争ではない。
パインギャップは、オーストラリアのアリス・スプリングスに位置する基地で、このドラマは、実在する施設を舞台にしている。
ドラマ『パイン・ギャップ』では、この施設は、アメリカ人とオーストラリア人の 2 人の幹部によって運営されており、オーストラリア人とアメリカ人の2人がボス。
オーストラリア人のキャス(ジャクリーン・マッケンジー)、そしてアメリカ人のイーサン(スティーブ・トゥーサン)だ。
『諜報機関実録』と題する通り、衛星で監視を行いながら、どちらも、ワシントンとキャンベラのそれぞれの国家元首に報告する。
問題は、オーストラリア人とアメリカ人、特にそれぞれの指導者がいいプレーをしていないこと。
だから、両国間の同盟関係はますます圧力にさらされていく。
ヴァンパイアミサイルが発射され、小型の民間機を撃墜するテロがおきると、誰がなぜ発射したのかを突き止める競争が始まる。
オーストラリア人は、答えを知っているが、その背後にある真実が同盟を解明するため、アメリカ人からそれを隠していた。
アメリカ人は、与えられた言い訳を買わず、秘密裏に調査することにした。
技術者のモーゼス・ドレイファス (マーク・レナード・ウィンター) が施設のサーバーでマルウェアを発見したのもこの時点。
彼は、それをボスのイーサン・ジェームズ(スティーブ・トゥーサン)に報告し、その後、彼らはインサイダーがそれをインストールしただけであることに気く。
可能性を絞り込むと、彼らは、侵害の責任を負う可能性のある A チームの 6 人のメンバーを特定していく。
現在、犯人を見つけ出し、機密情報を公開する前に阻止するための捜索が行われていくが、6 人のアナリストのそれぞれが、施設を妨害したい潜在的な理由を持ってた。
中国が実効支配を強めており、アメリカを中心に危機感を強めている地域だ。
オーストラリアも地理的に南シナ海にから近いこともあり、東アジアの軍事バランスの動向は他人事ではない。
このドラマは、単なるスパイ合戦を描くサスペンスではない。
有能なオーストラリアとアメリカの諜報アナリストのチームが協力して、世界で最も重要かつ秘密の共同諜報施設の 1 つであるパイン ギャップで世界の安定を確保しているが、パイン・ギャップで働くオーストラリアとアメリカの諜報アナリストの関係は、常にバラ色というわけではないのだ。
パインギャップで働く人々は、アメリカから赴任してきている者もいれば、オーストラリアに国籍を置く者もいる。
アメリカとオーストラリアは、言わずとしれた同盟国ではあるものの、国益という意味ではすべてが同一であるわけではない。
そこがヒューマン・ドラマの要素として、ドラマ『パイン・ギャップ』の深みを生んでいるひとつといえそうだ。
当然のことながら、アメリカ人は、アメリカの安全保障が最優先事項だ。
オーストラリア人は、オーストラリアの国益が第一義である。
同じ事象に対する考え方も、両者で微妙な誤差が生まれ、意思の相違が生じる。
その当たり前の温度差を、丁寧に描くことに執着していることが、何よりも特徴的と思える。
外交は、右手で握手をして、左手で相手の頬を叩くようなしたたかな戦場だ。
互いに友好をアピールしていても、その裏ではキナ臭い動向が常に動いている。
ストーリー上では、パイン・ギャップで働く人間それぞれの日常に焦点を当てている。
パイン・ギャップの内部情報が外部に漏れ、明らかに内部にその犯人がいることが判明する。
果たしてそれは誰なのかというサスペンスの要素が加わり、さまざまな人間関係の歪みに上手に入り込み、己の目的を手段を選ばず果たそうとする中国イズムも見え隠れする。
物語は主に、コミュニケーション・インテリジェンス・チームのリーダー、アナリストとして働くジャスミナ・デリック(テス・ハウブリッヒ)の目を通して展開される。
誰もが何かを隠しており、人間関係は疑惑に満ちていく。
中国と数十億ドルの契約を結び、町は経済的な後押しを切実に必要としており、誰もが容疑者と思えてくる。
アメリカとオーストラリア、そして中国、それぞれの正義が均等に存在し、それに巻き込まれ、難しい立場を余儀なくされる第三国の苦悩がひしひしと伝わってくる。
オーストラリアの砂漠にある小さな町-アリス・スプリングスが舞台であっても、日本もまったく他人事ではないと考えさせるドラマである。
『パイン・ギャップ-諜報機関実録-(Pine Gap)』に関連する動画
Pine Gap | Trailer da temporada 01 | Dublado (Brasil) [HD] - YouTube
(出典 Youtube)
Pine Gap: Season 1 | Official Trailer [HD] | Netflix - YouTube
(出典 Youtube)
映画批評サイト「ロッテントマト」のTOMATO-METER(2023.04現在)
映画レビューサイト「IMDb」Internet Movie Databaseの評価 [★7.2] (2023.04現在)
『パイン・ギャップ-諜報機関実録-(Pine Gap)』についてTwitterの反応
猫太郎@5/5軍令部酒保
@nktr299パインギャップ、ハードだなあ。「スマホを売っただけなのに」、「陰口を流しただけなのに」・・・陰口の方は認識甘すぎるが・・・・それで起こる危機。情報流した日本人の名前が、なんかやりそうな名前に近くて笑えない
paravola
@paravolaホイットラムは総選挙で勝利して首相に就任すると、自国の対外情報機関ASISに対してCIAとの協力関係を断つように命令、アメリカは危機感を募らせる/また、CIAの通信傍受施設があるパイン・ギャップの使用期限が迫っていたこともアメリカ… https://t.co/RfCg54kUS1
UFO🛸宇宙人接近遭遇者
@cyoujin111レムリア、秘密基地/アポロ11号詐欺、メルキゼデクの予言 オーストラリアのパインギャップ秘密軍事基地研究者達は、政府の陰謀の一端をなす #秘密宇宙計画 について暴露してきた。それは何年もの間、宇宙探査や高度な技術を隠蔽してきた https://t.co/Ki7w22IdDu
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ばるきりい
@val_323fアマテラスの暗号は106ページで挫折パインギャップもエピソード3で頓挫な~んか「面白い」が偏り過ぎている気がする
UFO🛸宇宙人接近遭遇者
@cyoujin111レムリア、秘密基地/アポロ11号詐欺、メルキゼデクの予言 オーストラリアのパインギャップ秘密軍事基地研究者達は、政府の陰謀の一端をなす #秘密宇宙計画 について暴露してきた。それは何年もの間、宇宙探査や高度な技術を隠蔽してきた https://t.co/Ki7w22IdDu