もくじ
アンジー・トーマスのベストセラー小説を映画化!人種差別の中でラッパーとして成功を夢見る少女を描く!
アンジー・トーマス原作の映画『On the Come Up(原作邦題『オン・ザ・カム・アップ 』)』に、新たにラッパーのメソッドマン、「ハングオーバー!」シリーズのマイク・エップス、舞台版「ゴースト」などに出演しているミュージカル女優ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(Da’Vine Joy Randolph)が出演した。
原作「オン・ザ・カム・アップ いま、這いあがるとき」は、ベストセラーYA「ザ・ヘイト・ユー・ギブ あなたがくれた憎しみ」のアンジー・トーマスが2019年に発表したデビュー2作目。
この映画は、架空の都心部ガーデン・ハイツに住む16歳のブリ・ジャクソン(ジャミラ・C・グレイ)が、有名なラッパーになる夢を追い求める姿を描いている。
動画配信サービスNetflixより、6月1日から配信開始された。
・・・
ブリ・ジャクソンは、高校生で、アートスクールに通っている。
彼女の父親であるローは、ガーデン・ハイツの有名なラッパーだったが、ブリーがまだ幼い頃にギャングに襲われて亡くなった。
母親のジェイは、そのショックから麻薬中毒になったが、現在は回復して、教会で働いていたが、クビになってからは仕事を探している。
架空のアメリカの町、ガーデン・ハイツのどこかに、コミュニティで最も有名なラッパーの一人であるローレスの偉大なな壁画がある。
彼の娘であるブリ・ジャクソンは、愛称の「リル・ロー」で、悩みがあるときは、頻繁にこの肖像画を訪れる。
それは瞑想的な練習であり、有名なラッパーになるという自分の目標を再フォーカスする方法だった。
ブリは、父親と同じように、ハイツから出てきた最も偉大なラッパーの一人になることを決意している。
亡き父親の影響を受けて、ラッパーになることを決意したティーンエイジャーのブリ・ジャクソン(ジャミラ・C・グレイ)。
「ブリ」という愛称で呼ばれ、ラップバトルでは、「リルロー」と呼ばれるブリ・ジャクソンは、ラップバトルで腕を磨きながら、彼女は自らの道を切り開いていく。
ブリーは、幼い頃から叔母のプーおばさんに様々なヒップホップを聴かされ、音楽が大好きでラッパーになることを夢見ている。
今、ブリは、回復途中の母ジェイ(レイサン)と暮らしており、夜な夜なプーおばさん(ダバイン・ジョイ・ランドルフ)とラップバトルに通い、レコード会社に発掘されて家族を養えるようになることを待ち望んでいる。
ある日、彼女は夢だったラップバトルに出場する機会を得て、そこで披露したラップは大きな拍手を浴びた。
彼女のパフォーマンスは、周りのプレッシャーを解放するためのバルブとして機能し、彼女がゾーンに入ると、彼女は高揚した。
会場でブリーに目をつけたのが、父ローのマネージャーをしていたスプリームだった。
スプリームは、ラップバトルばかりしていてもメジャーにはなれない、曲を作って自分にマネジメントを任せろとブリーを口説いた。
ブリが安心できる場所はほとんどない。
しかし、彼女が父親の壁画の前に立ち、彼が亡くなる前に彼女に贈った金のネックレスを手で撫でると、彼女は一時的に心配事等不安を忘れることができる。
アートスクールでは、ブリと彼女の親友であるマリク(マイケル・クーパー・ジュニア)やソニー(マイルズ・グティエレス・ライリー)は、ほとんど白人の生徒たちよりも疑わしいと考えている警備員たちに常に監視されていた。
そんな中、ブリーの通うアートスクールでちょっとした事件が起きる。
生徒たちは皆、朝セキュリティチェックを受けて高校の建物に入っていくのだが、セキュリティガードたちは、ガーデン・ハイツなどからやってくるヒスパニックや黒人の生徒ばかりを狙ってボディチェックしているということが前々から話題になっていた。
ある日、ブリーはカバンの検査をされそうになり、それを拒んだことからセキュリティガードに羽交い締めにされてしまう。この黒人差別ともいえる状況に腹を立てた彼女は、そのことや「hood」としてのガーデン・ハイツを歌ったラップを作り、それをスプリームに渡す。
ラップは、ブリにとって唯一の自己実現の手段であった。
この曲は、暴力的な歌詞が賛否両論を呼び、ブリーは一躍ガーデン・ハイツのセレブリティとなるのだが・・・。
『オン・ザ・カム・アップ』は、ブリの戦いを通して、感動的なフィナーレを迎える。
映画『オン・ザ・カム・アップ』に関連する動画
On the Come Up | Inside the Studio | Paramount+ - YouTube
(出典 Youtube)
ON THE COME UP Trailer (2022) Jamila Gray, Sanaa Lathan, Drama Movie - YouTube
(出典 Youtube)
映画批評サイト「ロッテントマト」のTOMATO-METER [🍅74%] (2023.06現在)
映画レビューサイト「IMDb」Internet Movie Databaseの評価 [★5.6] (2023.06現在)
映画『オン・ザ・カム・アップ』についてTwitterの反応
[新着] 05/31(水)
「オン・ザ・カム・アップ」
2022年 映画
出演: ジャミラ・グレイ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、リル・ヨッティ#Netflix新着タイトルhttps://t.co/MCoSlHoTmR— Netflix_info(非公式) (@info_netflix) June 1, 2023
Netflix_info(非公式)
@info_netflix[新着] 05/31(水) 「オン・ザ・カム・アップ」 2022年 映画 出演: ジャミラ・グレイ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、リル・ヨッティ #Netflix新着タイトル netflix.com/jp/title/81629…
『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ』(映画題『ヘイト・ユー・ギブ』)アンジー・トーマス原作小説『On The Come Up』映画化を、『ラフィキ ふたりの夢』ワヌリ・カヒウが監督! 最高のラッパーを目指す16歳の少女の曲が、誤った理由でバズってしまう… https://t.co/KG8XKmpjuS #HIHOnews
— 映画秘宝 (@eigahiho) October 20, 2020
🟥出演のお知らせ🟥
Netflixにて配信の
【オン・ザ・カム・アップ】
日本語吹替版に主人公 ブリ・ジャクソン
で出演致します。亡き父親の影響を受けて、ラッパーになることを決意したブリ。
ラップバトルで腕を磨きながら彼女は自らの道を切り開く。是非ご覧ください。https://t.co/36WJX6Dvag
— 廣瀬千夏 ーヒロセチナツー (@Hsan_realAcc) May 31, 2023
『オン・ザ・カム・アップ』(『ザ・ヘイト・ユー・ギブ』と同じ著者)と『ダリウスは今日も生きづらい』、どっちも気になってるけどどっちも注文してない。どっちからにしようかな。本については、迷ってる時間は最高に楽しいと思う。 pic.twitter.com/WiKU0re9bc
— mnemosyne (@n_d_mnemosyne) January 6, 2021