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美人シングルマザーは、変身能力をもつ伝説的なロシアスパイ!『イン・フロム・ザ・コールド』
『イン・フロム・ザ・コールド(原題:In from the Cold)』は、スペイン・マドリードを舞台に繰り広げるSF・アクション・サスペンス・ミステリー、『スーパーナチュラル』のアダム・グラスが製作総指揮を務めた。
シーズン1(約50分×全8話)が2022年1月28日より全世界同時配信されている。
ロシアのスパイだった過去を捨てアメリカで暮らすシングルマザーは、愛する家族と暮らしつつ、他人になりすます能力を駆使して敵と戦う二重生活を強いられるストーリ。
「インフロムザコールド」というフレーズの意味は、「in from the cold」は、(スパイが)休眠状態から復帰することを表すイディオム。
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―スペイン、マドリード。
ニュージャージー在住の美人シングルマザーのジェニー・フランクリン(マルガリータ・レヴィエヴァ)は、最近離婚したばかりで、一人娘のベッカ(リディア・フレミング)がフィギュアスケートのアメリカ代表としてスペインのマドリードで開催される世界選手権に出場するため、付き添いでスペインに来ていた。
しかし、代表チームの女性選手たちの間に妬みや陰湿ないじめがあり、ベッカもその犠牲者になっている。
ジェニーは、非常に過保護な母親であり、ベッカとは反抗期で口論が絶えない。
しかし、ある日突然、ジェニーは、ホテルを出ようとしていた際に、何者かに襲われ、眠らされて拉致されてしまった。
ジェニーが目を覚ますと、黒いスーツに黒いサングラスをかけた男性が彼女を待っていた。
彼は、CIAのチョウンシー・ルー(キリアン・オサリヴァン)と名乗り、ジェニーが伝説的なロシアスパイ「ザ・ウィスパー」として働いており、KGB(国家保安委員会)の極秘実験によって高度な訓練と遺伝子操作が施され、そして人間の姿に変身する能力を持っていることが明かされる。
ジェニーの本名は、アーニャ・ペトロワであり、「ウィスパー」としても知られるアーニャ・ペトロワは、90年代にアメリカで5人の要人を暗殺した人物。
彼女は、美しく知的で、諜報、格闘、銃器の扱いに優れた能力を持っている。
また、アーニャは旧ソビエト連邦の保安機関であるKGBによる遺伝子実験の唯一の成功例であり、ミュータントとして特殊な能力を持っており、旧ソ連の科学者によって発見された変身能力を人間に移植する実験で唯一の生き残りとなった。
ジェニーは、かつてフィギュアスケーターだったが、スパイ組織により友人たちを手にかけさせられた過去を持っていた。
彼女は、その能力を駆使してアメリカで凄腕スパイとして活躍し、「ウィスパー」という異名を持っていた。
しかし、20年前にスパイ稼業に嫌気が差し、一般米国人と結婚して平凡な生活を送っていた。
そして、スペインに滞在していた彼女は、CIAエージェントのチョウンシーから事件解決の協力を求められたことにより、ジェニーは、過去のスパイ活動を知っており、娘に秘密を明かすか、事件解決に協力するかの二択を迫られたが、前者を選択した。
最近、彼女と同じ能力を持った者が犯行に及んでいる不可解な異常行動や殺人事件が立て続けに起きていることを知る。
彼女は、再びスパイとしてロシアの裏社会にはびこる麻薬取引や米大統領選挙をめぐる密かな戦いに挑むか、それとも愛する家族と築き上げた今の暮らしを危険にさらすかで究極の選択を迫られる。
彼女は、チョウンシーに命じられ、イタリアの実業家フェリペに近づき、首相暗殺計画を阻止する任務を受ける。
一方、彼女の娘も謎の魔の手から守らなければならなかった。
果たして彼女は、任務を遂行し、娘を守り抜くことができるのだろうか?
また、黒幕であるギデオンとは誰なのだろうか?
この物語では、ジェニーがCIAの暗殺事件の解決に活躍する姿と、彼女がロシアでスパイ修行をしていた頃のエピソード、そして娘ベッカのフィギュアスケートや日常生活など、3つのエピソードが交互に描かれている。
最終話では、これらのエピソードが巧みに繋がり合い、ストーリーが完結する。
『イン・フロム・ザ・コールド』に関連する動画
In From The Cold | Season 1 (2022) | NETFLX | Trailer Oficial Legendado - YouTube
(出典 Youtube)
In From the Cold | Official Trailer | Netflix - YouTube
(出典 Youtube)