【女性差別と闘った伝記映画】『グンジャン・サクセナ』インド空軍初の女性パイロット物語【Netflix】
Netflixオリジナルのインド映画です。
グンジャン・サクセナ空軍大尉は、カルギル戦争(1999年)で活躍したインド空軍の女性ヘリコプター操縦士。
彼女は前線で偵察、傷病者移送、物資輸送などの任務を遂行しました。
インド空軍初の女性士官でもある彼女は、いかにしてこの道を歩んできたのでしょうか。
男性社会の空軍でどのように夢を実現したのかを、実話とフィクションをおり混ぜながら描かれます。
グンジャン・サクセナは軍人一家に生まれた女の子。
パイロットの仕事を見たことがきっかけで、自分もパイロットになりたい!と夢を抱きます。
初めは航空学校へ挑戦するも、金銭的な問題で諦めることに。
次は父の助言で、空軍初の女性パイロット募集へ挑戦。
見事試験に合格するも、当時の空軍は男性社会。
女性士官に対して、精神的に厳しい現実が待っていました。
インドに限らないと思いますが、女性はある一定の年齢になれば結婚し、台所に立ち、家庭をもつというのが一般的。
しかし、グンジャンは“パイロットになる”という夢を実現すべく、チャレンジを重ねます。
それが厳しい道のりであっても、くじけなかったのは彼女の強い信念があったからだと思います。
空軍という背景もありますが、グンジャンの背筋の伸びた姿に観ているこちらも背筋が伸びる気持ちでした。
出典:洋画のレタス炒め